二人の少年がまったく別の場所で同じように壁に背を付けて床に座り込んでいる

一人は東、もう一人は西を向いて

二人、孤独に座っている

 

人、

「同じような顔してんじゃねぇよ。」

遠くで金髪の少年が呟く。

言葉とは裏腹に少年の声には嬉しさに似たものを感じた。

 

「お前がオレに似てるんだろ?」

黒い髪の少年が負けじと言い返す。

 

二人は、似ていた

 

顔の作りや姿の問題ではなく

精神的なもの

 

どこか諦めたように冷めた顔と

触れただけで血が溢れそうな尖った心

 

時代も違う

住む所や

環境も違う

何もかも違う世界に生きているのに

 

同類、と呼べる何かを互いに感じていた

類は友を呼ぶ

 

少し嬉しそうなのは

自分みたいな人間は

自分とコイツしかいないと

何故かわかるから

 

「…お前みたいなヤツ嫌い。」

「奇遇だな…。オレも大嫌いだ。」

自分に似たヤツなんて大嫌い

それでも、いれば嬉しい

 

「見つけたのかよ?」

「お前が見つかってオレに見つからないわけないだろ?」

こんな風に

笑えるのは

互いに

見つけたから

 

『大切なもの』

 

「ナッルト〜vvv」

バッタン!と大きな音を立てていのが部屋に入ってきた。

「天国…、てめぇ心配させんじゃねぇ。」

こちらは沢松が静かに部屋の戸を開けて入ってきた。

 

「幸せか?」

最後に二人同じ質問

「あぁ。」

答えも同じ

 

二人、一人

似ている二人の話

 

二人の少年がまったく別の場所で同じように壁に背を付けて床に座り込んでいる

一人は東、もう一人は西を向いて

一人の横には金髪の少女

もう一人の横には黒い髪をオールバックにした少年

 

一人が笑うと

もう一人が笑う

 

 

 

二人、一人

もう一人の自分に

幸せか、と問われたら

 

あなたはなんて答えますか?

 

二人、一人

 

 

 

意味わかめ…;

どうしようもねぇ…;

幼稚園からやり直したほうがいいかもしれない;

あぁー;;;;;



****お礼の言葉****
あぁ、ありがとう!!
こんな素敵な小説、嬉しすぎて涙が!!(感涙)
大好きな天国となるちょの2人の話だなんて美味しすぎる><
ありがとですvv
今後もよろしくですーvv



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