My favorite person
〜「everyday life」番外〜












大好きな人がいる
その人はとても強く、でも弱い人





初めて会ったのは、随分と昔
あいつがまだ忍になる前に、パパが家へと連れてきた
パパは笑顔で私とママを紹介した
ママも笑顔であいつに話しかけていた
あいつは、全然笑いもせず、だけど、淡々と挨拶を言った
私1人、何も言えなかった
怖くて恐くて泣いてしまった





だって、同じ年になど見えなかった
誰とも同じじゃなかった
きれいなキレイなお日様色の髪の毛、天気の良い日の大きなお空の色のおめめ
でもそれに反して受ける感じは恐い恐い真っ暗な夜。お月様もお星様も出ていないようなそんな闇夜のような雰囲気



慌てたのはパパとママ
何とか私を泣き止ませようとしたけれど、でも私は泣き止むことができなかった
あいつは表情一つ変えずに、だけど少しだけ雰囲気が変わった
湿気をたくさん含んだような感じに
そして、
「ゴメン、もう来ないから・・・・・・。お邪魔しました」
小さな声で呟いて、素早い動きで家を出て行ってしまった
その時の顔が忘れられない
とても胸が痛くて、重くて、それまで感じていた怖さとは別の気持ちから、泣き止むことが出来なかった
それからずっと、しこりとして胸に残っていた

会いたいと思っていた

























随分と時が経ってから、改めてパパから紹介された
その時には、あいつはもう忍だった
相棒に私の幼馴染の1人がついていた
あいつは、あの時のことを覚えてはいなかった

























たくさん作った料理をバスケットに詰め込む







強く、でも弱いあいつに私が出来ることは何か?
私はシカマルのように背中を合わせて戦うことなど出来ない
アスマ先生達のように、遊ばれつつも、同じ視点に立つことなど出来ない
ネジさんやシノのようにその背を守ることは出来ない
パパ達のように、守ることは出来ない
部下であった紅先生たちのような補佐は出来ない




だから考えた
ずっと考え続けていた
私の得意なことは情報系
だからこの能力を精一杯に高めて、足元を照らしてあげる
危険な暗い外を歩く際の、地図とランプになってみせる







今はあいつの食事係くらいしか出来ないけれど、
いつかきっと、あいつの役に立つようになってみせる







だから!
絶対誰にも負けないんだから!!
























某戦場にて
ゾク
「ねぇ、アスマにガイ。なぁんか俺すっごい悪寒がしたんだけど?」
どこからともなく飛んできた刃物を避け損ない、腕に傷を負った銀髪の覆面男が呟けば、
「奇遇だな。俺も今感じたところだぜ」
「カカシ!貴様悪寒ごときで、何たる失態だ!!
だが、俺も感じたな、はっはっは!!」
まるで熊のような大男が同様にどこからともなく飛んできた刃物にヒゲを剃らせながら、げんなりと言えば、濃い上に暑苦しそうな男が、やはりどこからか飛んできた爆薬をかわしつつ、歯を光らせて言った



ちなみに爆薬はただ避けただけでどうにかなるものであるはずがない



ドッカーン!



中々大きな破裂音が辺り一帯に響き渡った







某上忍詰所の1室にて
たまにはいつもと違うものをやろうと、シカマルとナルトがチェスをやっていた
ちなみにチェスは、この国では知られていない
先日、たまたま任務で向かった国でやっているのを見て、面白そうだからやってみるかとナルトが買い込んできたのだ。ちょっとした説明書と一緒に・・・・・
ちなみに現在非番のネジとシノ、それから本日非番の紅もその場にて観戦している


ゾク


いきなり感じた寒気に周りを見回すネジとシノ。腕をさすりつつ苦笑する紅
疲れたような笑みを浮かべたシカマル
「チェックメイト。ってどうかしたのか?」
白のクィーンとルークが黒のキングの逃げ道をふさいだところで、ナルトはそれぞれの行動に首をかしげた






「ナルトー!!お昼持ってきたわよー!!」
表にて声が響いた
台風到来まであと数十秒





















相互リンクしてから一体どれだけ経っているのか・・・・・・。随分と遅い相互お礼駄文やっと完成です。ちなみにいのスレナルでシカマルがらみ・・・・・。シカマルほとんど登場していないです・・・・・・。すみません・・。しかも親父様たち、何気に影薄いし・・・・・・。
こんなでよろしければお受け取り下さいです、朱木様。もちろん、書直し命令は常時受付けております。
ではでは、改めて相互本当にありがとうございました☆




きゃーv貰っちゃいましたよ、真琴さまに!!いのナルーvvシカマルもちゃんといるし、しかも、なにげにアスマさんとか登場してるしーvラブーvv
いのが可愛いわー。やっぱり、好きです、いのナルv彼女の執念を感じさせる追っかけが好きです(笑)
本当に、こんんあ我侭なリクをきいてくださいって、ありがとうございましたv愛してます!(告)




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