私はあなたを いつまでも待ち続けるから――














恋人と。














「私…一緒には行けません!!!」




約束したから


私はこの国に残ります




『来いよビビ!!絶対来い 今来い!!』




ありがとう すごく嬉しかった

でも私は今この国を離れるわけにはいかないから




『…来れないのか?』

『ごめんなさい…私…』

『いいよ。それはビビが決めることだからな!』




その笑顔が とても痛いんです


出来れば あなたとずっと一緒に居たい

あなたの傍でいつも笑っていたい




『本当は行きたかったんだけど…ごめんなさい』

『んっ!気にすんな!』




何となく無理して笑っているように見えるのは

気のせいなのでしょうか?




『…好き…だったのになぁ…』

『え?』

『おれ、お前のこと好きだったのに』




あなたも私と同じ気持ちだったんだ


そう分かったら

嬉しい気持ちとか

早く伝えればよかったって言う後悔とか

もう逢えなくなる寂しさとか


全部混ざって 涙が出てきた




『おい、なんで泣いてんだよ!ごめん、おれなんか変なこと言ったか?』

『違う…違うの…そうじゃなくてっ…!』




上手く喋れない私を

あなたは優しく抱きしめた




『…ごめっ…っ上手く…喋れな…いっ…!』

『大丈夫、落ち着いたらでいいから』

『うっ…うん…』




温かくて 力強くて

あなたの腕の中は 安心出来ます


そんなあなたが大好きなんです




『…大丈夫?喋れるか?』

『うん…もう、大丈夫…ありがとう』




赤くなった目をこすって

恥ずかしいけどあなたの目を見て

私は伝えます




『私も、好きです』

『…そっかぁ…ありがと』

『もっともっと一緒に居たい…でも…』

『うん。分かってる。来れないってことくらい…ビビは王女だもんな!』

『…ごめん…なさい…』

『……おれは海賊だもんな…』

『……』




あぁ また涙が出そう




『また、来るから』

『……』

『逢いに来るから。おれ、諦めきれないから』

『…うん』

『そん時は、無理矢理連れてくからな?』

『うん』




私 顔は笑っているのに

きっと涙が流れてる

どうしてでしょう?




『泣くなって。笑え』




突然されたキスは


ビックリしたと言うよりも

嬉しかったと言うよりも


悲しかった




『んじゃ。おれ行くから』

『あ…』




唇の感触は消えないのに

あなたは消えてしまうの?




『…待ってるから!』




振り向かないで手だけを振るあなたの後ろ姿に




『待ってる…から…』




もう一度呟いた



『また』なんて在りえない話

そんなことは分かってる


でもいつかあなたが

私を連れ去りに来ると信じているから…




「いつかまた会えたら!!!もう一度仲間と呼んでくれますか!!!?」




ルフィさん…


いつかまた逢えたら



恋人と呼んでくれますか?





















END














あとがき

900番記念デス。
初書きルビビ…と言うか初書きビビ。
今までビビに触れたことなかったからなぁ
と言うことで下手くそでも許してくだせぇ!
幸せなのか不幸せなのか分かりませんね。どうしたものか…
900GETしてしまった華龍院ありみ様!
こんなルビビでも良いのでしょうか?はふぅ…


***お礼の言葉。***
ヒカリさま、こんな素敵小説をありがとーございました!!
船長がカッコイイ、ビビちゃんカワイイvvはう。倒れそうでしたv
これでルビビが初書きなんて!!ビックリですよ!
ほんとーにありがとでした♪大切にしますvv






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