「はっ?いのにばらしただと?」
「…あぁ」
「お前さえ口を噤んでいればすんだのに!根性のない!!」
「……これでも持った方だと思ってくれ…」


怒りにシカマルの襟元を掴み、上下に強く揺さぶる
いっそこの怒りをぶつけてようかと思ったが、ふっとシカマルの世を儚んでいるかのような、遠い目をした様子で微笑んでいるのを見てその思いは挫かれる
こんな疲れ果てたようなシカマルを見るのは初めてかもしれない
弁解ではないが、これは自分のせいではない
返事からして覇気がなかったのだ
第一、このシカマルがだ、自分の簡単に正体を明かすわけがないはずで、
…つまりは


「…何された?」
「…毎朝家の玄関での待ち伏せは序の口。…休み時間事には当然の如く追いかけまわされ、昼ものんびり食べれる事なく、夜ぎりぎりまで付きまとわれ…。ずっとずっとしつこいぐらいに問い詰められてみろ…、さすがに、俺でも…」
「…そ、そこを根性で!」
「ふっ、甘いな。お前も体験すりゃわかる…。あいつがどれほどしつこいか!!夜の任務にまで響くかと…!!!」


いつにないシカマルの拳を握るような力説振りにナルトは思わず後退った
普段だるそうにしてるだけに迫力が増す
…よっぽど酷かったのだろう


「ま、俺はもう関係無い。頑張れよ、ナルト!」


シカマルは先ほどとは反対の、いっそ清々しいとでも言えるかのような満面の笑顔を浮かべるとポンと肩を叩き去って行く
一瞬、珍しい笑顔に唖然と突っ立った隙を突いたその早業は見事であり、既に姿は確認できない
その言葉の意味を正確に理解したナルトは口端を引き攣らせながらアハハと笑うしかなかった













dandelion
















「ナールートーvおはよv」


朝っぱらから発せられた大声にナルトはふぅと溜息をついた
むろん、これ見よがしに、いのに判るように「はっきりと」である
しかし、いのはそれを知りつつも簡単にその反応を黙殺し、且つ腕まで回してくる
なかなかの図太い神経の持ち主のようだ
演技をしなければならない事が悔やまれる、というか、今更ながらに自分の境遇を嘆いた
…もう、どうしようもない事だが


「い、いのが怖いってばよ…」
「ナルトってば酷ーい!…それに、普通にしてくれていいのよ?知ってるしv」


後半はぼそりと嬉しそうに耳元で囁かれる
聞こえないように、という配慮には助かったと思うが、にこにこと「さぁ、素にもどれ」と言わんばかりの表情にはハッキリ言って迷惑だ


「…」


仕方が無いので、先ほどのいのと同じく何も聞かなかった事にしすたすたと先を歩いていくが、珍しい事この上ない二人の光景に珍妙な表情で見られている
確かに、あのいのがサスケからナルトにへの急激なターゲット変えは不思議でしかないだろう
…これは、どうも今後に支障がありそうだ
自分とした事が、無視してはいけない事にようやく気づいた
いや、気づいていたのだけれど、どうにかしなけでばいけない事を認めたくなかっただけっていうのが正解か
ついでにシカマルの苦労がどれほどのものだったか垣間見えた気がした
あくまで、気だけであるが
…分かりたくない


「は、離して欲しいってばよ…」


しかし、尚もドベのうずまきナルトの仮面は被ったまま、困ったように、いのの変貌に脅えたように頼む
簡単にこの演技を終わらす事だけはならないのだ!


「なんで?」


なんで?そう来たか!判るだろう、迷惑だって事ぐらい!!
内心で盛大に毒づくが…しかし、残念ながら漏らす事が出来ないために気づかれる事は無い


「…い、いのにはサスケがいるってばよ。それに!俺、サクラちゃんが好きだし、誤解されたら困るってば」
「サクラですって!!」
「…そ、そうだってば。俺ってばサクラちゃんの事が好きなんだってばよ」


ちょっと照れた表情まで駄目押しとばかりに付け足す
ほんとに、切実に諦めて欲しいのだ!

キッといのの視線が鋭く細められる
機嫌に触ったらしい


「あんなサスケバカ辞めるべきよ!」
「いや、そう言われても…」


がくがくと上下に揺さぶられる
あぁ、なにかとダブる感覚
デジャブっていうんだっけ?
いや、さっきのシカマルとまったく立場が入れ替わっただけか…と気づく
自然ともっとシカマルに優しくしなければという気持ちが湧いてくるのが不思議だ

揺れる視界の中、サクラが珍妙な顔をしてコチラを見ている事に気づく
あぁ、面倒な事がまた一つ増えた…
同じくいのも気づいたのだろう、パッと手が離れ開放された


「サクラちゃーんv」


さっそくいつものように手を振り飛んでいこうとすれば、案の定、なんであの女には!のような表情でいのが渋い顔をしながらぐっと引っ張ろうとする
それを事前に察知し、少し、ほんの少しであるが本気の力を出して避けた
無論、忘れず悟られないようにらっきーvという表情も付けていく
この芸の細かさが重要なのだ
うん


「…いの、あんた熱でもあるの?サスケ君から急にナルトにターゲット転換なんて驚くを越して気持ち悪いわよ…」
「失礼ね!ナルトの良さが分からないなんて、一回その頭ん中を洗い流した方がいいわよ?」
「なんですって〜!!」
「先に失礼な事言ったのはアンタでしょうが、このデコっぱち!」
「なっ、なっ!!このいのブタがー!!」


女の醜い戦いを垣間見たナルトは一瞬遠い目をし、これまた見なかった事にしスタスタと歩いていった
早くしなければ学校が始まってしまう
学ぶ内容など陳腐でつまらないのだが、通うという事に意味があるのだ
火影のじぃちゃんのお願いならば仕方ない
それに…、遅刻する事で嫌味を聞くのはイルカかもしれないと思うと自然と生真面目に足がそこへと向かうのだ
こんな自分の面倒を見なければいけない彼の事を哀れにも思う反面、彼の親切が本物である事を知っているナルトは好意を持っていた
にしても、なんと自分の周りには酔狂な奴が多い事か
そして、なんと自分の変わった事か…

それが好ましいものか、好ましく無いものかは自分には判別できない事がなんとなく、自分でも悔しかった

ふと意識を浮上させれば尚も後ろでは言い争いの言葉が聞こえる
再度溜息が出てしまいそうなのはご愛嬌だ
ともかく、これでほんの少しかもしれないが彼女から開放される事に安堵を覚える
こんな事で、聞く人が聞けば嫌味か!といわれるような些細な事から開放される事に対して安堵を覚えるなど誰が思うだろうか
まして、この、俺がだ…




ちらりと後ろへと目線をやれば、それに気づいたいのがサクラとの戦いを一時休戦しにっこりと嬉しそうに笑う
その表情をみたサクラが呆気に取られたような表情をしている

偽りの無い、純粋な好意を映した瞳

今まで、彼女から見た事の無い優しくも美しい表情
自分がどんな人間かを知っているはずなのに、それでも尚、向けられる愛情


なんて馬鹿な人間が多い事か
自分に好意を抱いたって、何も得する事もなく、むしろ被害が及ぶだけなのに
今だけだ
そんな事言っていられるのも
後で後悔するに決まっているのに…


それなのに、そんな事、とっても些細な事でどうでもいいというように微笑む




あぁ…、
綺麗だ…







ハッと思考を元へと戻す
一瞬自分が考えた事が信じられなくて、その考えを振り切るように、今度は足早に歩き出す
それも、アカデミーの方ではない方向へと


「え、ナルト?どこ行くの!??待ってよっ!!」


慌てて付いてくるいのの足音
二人の突然の行動に慌てるサクラの気配


「もう!ナルトもいのも学校どうすんのよー!!」


サクラの叫び声にぴたりと足を止めて、くるりと振り返る
湛えた表情は無論、ドベの自分
ニシシと笑いながら「自主休校だってばよー!」と叫び返して、再び走り出す
後ろからいのの「私もー!」という声が聞こえた
きっとサクラは呆れて物が言えないに違いない
それをなんとなく愉快に感じながらも、風と一体になった












「な、ナルトってば早いわよ…!」


ようやく、気分が晴れた頃に速度を緩め、歩き出してまもなくの頃にいのが追いついた
全力ではないにしろ、それなりに早く走ったわけで、それに遅れてはいたとはいえ追いついた事に軽い賛辞の視線を向けた
無論、肩で呼吸するほど息はあがっているが


「…付いてこなくていいてばよ」
「むっ!またそんな事言う!!それに、隠さなくっていいって言ってるのに!!」


本気で怒っているようで、その感情が直に表情に出ている
笑ったり、怒ったり
なんて忙しいのだろう


「ねぇ、どこ行くの?」
「秘密」
「もう!…ま、いいか。楽しみだわー」


手を前で合わせ嬉しそうに微笑む姿
何故かズキリと微かに胸が痛む




ついこの前、シカマルと会話した事を思い出した


『もう一人ぐらい、いいんじゃねぇの?お前の事、純粋に好意寄せる奴が増えたってさ』
『…迷惑だ』
『ふぅん。どの辺りが?』
『…バレる危険性が増えるし、弱みが増えても困る』
『へぇ、じゃ、俺は?あの時の俺ははっきり言ってその危険性があっただろ?』
『…別にシカマルは元からそれなりに頭キレるし、強かったし、鍛えれば光る逸材だったし。それに、人にばらす様な奴じゃないだろ?いざとなれば、記憶操作できたし』
『まぁな。…でも、いつかはバレる事だぞ?今じゃないが、十年もすればお前はあの父親そっくりだしな。周りが気づく。第一、火影がその頃には黙っていないだろうしな』
『わかってる。でも、それまでは向けられても邪魔な感情だ。今、仲間なんてお前達だけで十分だ』
『そりゃ光栄なことだな。…でも、邪魔、ねぇ。俺は、いいと思うんだけどな…。あいつだって、女子の中ではなかなかの逸材だし、第一、仲間にすれば絶対に裏切らねぇ奴だぞ?』
『随分、いのの肩を持つな?』
『…あいつの気持ちが分かるんでね』
『…どういう意味だ?』


意味がわからんぞ、という視線を向ければ微かに苦笑するシカマルの姿
これは、その答えを自ら言う気はなさそうで、自分で考えろという表情だった


『…俺はこうも簡単にお前の隣にいられなかったら、どうしてただろうな…。お前は俺の記憶を消したか…?』
『…』


ポツリと問われたその言葉に一瞬返す言葉が見つからなくて、少しの間考えた


『…考えた事はなかったけど、…結局はこういう風になってたんじゃねーの?お前の事だし』
『だよな…』


自分の答えに今まで見た事が無いほど嬉しそうに微笑む姿がやけに印象的だった




「ナルト…?」
「なに?」


その答えにいのは嬉しそうに微笑んだ
意味が分からない微笑に訝しげに視線を向ければ、さらにいのの笑みが深まったのが分かる


「やっとね」
「?」
「素の表情よ!こっちが本来のナルトなんでしょう?かっこいいv」
「…」


どう返答すればいいか咄嗟に思いつかず、とりあえず歩きだした
もう、隠すとか偽るとかなんてどうでもよかった
ただ、ここではまだ不味いので人の居ぬ方へとだけ向かう
人が突然現れるかもしれないのは危険だから
…というのは唯の言い訳なのかもしれない
なんだかんだと言って、自分はずっと、彼女に使っていないのだから


「あ!」


突然のいのが上げた声に少し驚いて後ろへと振り向けば、座りこんでいるいのの姿


「どうした?」


慌てて近くに寄れば、嬉しそうに見上げるいの
その足元には一輪の蒲公英の花
風に揺られながらも悠然とさく黄色い野花


「可愛い。もう、こんな季節なのね」


とりあえず、怪我とかではなかったようでほっとするが、そんな自分に唖然とする自分がいて
いのはそっと、ごめんね、と謝りながらも蒲公英を摘み、目の前にその花を差し出した


「ねぇ、蒲公英ってまるで、ナルトみたいじゃない?」
「…これが?」
「だって、黄色い花びらがまるでナルトみたいだし。それに、…この葉のギザギザは「荒々しい獅子の歯」みたいって言われてる事知ってる?ナルトって、狐とかいうよりはライオンみたいだもの。雄々しく悠然と敵へと立ち向かナルトの…蒼輝の優美なまでの姿はまさに百獣の王のみたいだって、思うのよ…」
「…そんな立派なものじゃない」
「そう…?」


慈しむかのようにいのは目の前の蒲公英に唇を寄せる
その光景をナルトは目が離せなかった
そして、少し照れたように、自分の瞳を見ながらもいのはにっこりと笑う


「私は…確かに一目惚れみたいなものだけど…、ナルトの事、蒼輝の事、知れば知るほどそんな貴方の事が好きになったのよ?九尾を宿した厭われし子?それが何だって言うのよ。別にナルトが悪いわけじゃないのに、ほんと、腹ただしいったらありゃしないわ!…それなのに、里の為に戦ってくれている。里を捨てたって文句は言えないのに、自らを偽ってまで、里人の心に安寧をもたらして。そんな悲しいまでに優しいところも、かっこいいところも私は好きよ」
「…そんな優しい奴じゃない」
「それはナルト自身が気づいていないだけよ。そんな所も素敵v…第一、気づいてやってたらマゾよ、マゾ!自分を苛めて喜んでる危ない奴よ!!」


真剣な表情でそんな事をいうものだから思わずプッと笑う
深刻な話をしてたはずなのに、この落差はなんだろう?


「確かに、な…」
「でしょ?」


おかしそうにいのも笑って



偶にはこういう終わりも悪くはないかもしれない
印を組もうとおもむろに腕をもちあげる


「…ナルト」


その動作の意味に気づいたのか、いのはすっと真剣な瞳へと戻す


「記憶を消そうとするのはホントは嫌だけど、止めないわ。…でも、その前に一つ言っておきたいの」
「何…?」
「私は、消されても、何度でもアナタの事を暴いて、恋に落ちる自身があるわ。何度だってね」
「…」
「それぐらいの自身があるって、想いが強いって事覚えててちょうだい」


戸惑う自分の隙を突き、あぁ、それと…と序でのようにいのの紅唇が自分の唇を掠める
微かに目を見張れば、したり顔のいの
そして綺麗に笑いながら、「このぐらいの代償は貰わないとね。あ、ファーストキスなんだからね!」と言っていて
しかし、俺は知っていた
彼女の声が、手が微かに震えている事を



手に持つ蒲公英の花がせつなげに揺れて





その自分を見つめる視線が
その自分への想いが

強くて
眩しくて…


だけど

だから



俺は…










「やめた…」
「え?」
「記憶は消さないってこと」
「な、なんで??」
「消して欲しいのか?」
「ううん!消されなくて嬉しいけど、でも、なんで…?」
「何度でもっていのが言ったんだろ?俺は同じ人間の記憶を何度も弄るようなサドじゃないし、それに…」
「それに?」


嬉しそうに先を促すいのに、悪戯に笑う


「面倒だろ?あの術、力を結構喰うんだよ。あんまりしたくねぇの」
「…そんな理由!?私の記憶ってそんな程度の扱いなわけ?…ナルト、あんたシカマルに似てきたんじゃない?」
「かもね」


悩んだ私の立場って何よ!と騒ぐいのを愉快気に見つめる


「あぁ、唯、誰かにバラしたら消すんでよろしく」


その言葉にいのは信じられない事を聞いたかのように目を見張った


「別に誰かに脅されたって言わないわよ、そんな事」
「そんな事?」
「そうよ。仲間を、ましてや好きな人の立場が危うくなることを私が言うと思うわけ?」
「…ちょっとね」
「酷い!そんな非道な事を私がするわけないじゃない!!」


余りにも酷い怒りようだったので「悪ぃ」と謝ると「もっと私の事を理解させてやるから覚悟しなさいねv」と笑顔で脅された
どうやら、未だにお怒りらしい


「あ」
「何?」
「シカマル」
「えっ!」


いのが振り向くとシカマルの姿が後ろに
きゃー!という驚きによる悲鳴と共にナルトに抱き付こうとするが、シカマルに首根っこを捕まれその行為を阻まれる
これは明らかにいのに対する妨害行為で、キッと睨み付ければ、甘いなとニヤリとシカマルが笑ったのが分かった。


「どうしたんだ?」
「サクラがお前といのと一緒にサボったって言っていたからな、様子見に来た」
「心配性だな」
「お前専門、だけどな」
「よく言う。で、本当の所は?」
「…いの。いのの記憶消さなかったんだな、お前」
「やっぱり、見たいな表情するな。ムカツクから」
「悪いがコレが地顔なんでね」


にっこりと笑うシカマルにナルトは溜息をつく
なんだか全てのこの行動を見透かされているようで気に喰わない


「ちょっと!!何二人の世界に入ってんのよ!!!…特にシカマル!あんた私とナルトの時間を邪魔しないでよね!!!」
「…いつ、お前とナルトがそんな仲になったんだ?初耳だぜ?」
「なに、ソレは私に対する挑戦状ってことかしら?」
「さぁ、どうだろうな?好きにとってくれて構わないが?ちなみに、俺とナルトは相棒同志というお前以上の親密な中なんで」
「へぇ、ナルトもあんたみたいな奴と組まなきゃなんないほど困ってんのね。かわいそー」
「悪いけど、俺はいの以上に有能なんでね、…ははは」
「ふぅん、そうは見えないけど…ふふふ」


なぜか二人とも笑顔での会話なのにバチバチと火花が飛び散っているのは見間違えなのだろうか?
ナルトは軽く頭を抱えた
コレから先が思いやられるし…


てか、
とりあえず、


「…お前等煩ぇし。とっとと俺の前から消えろv」
「「え、ナルト…!!」」


目の前の平穏が先だった
なんだかもうどうでもよくなって、とりあえずこいつ等を撒いて、今日ぐらい一人平穏に暮らしたいと切に願う
…夜はどうせ任務だし
森でも行くか…
足を森へと向け歩きだす
が、言い忘れた事を一つ思い出しぴたりと足を止め振り向く


「あ、いの。俺は記憶を消さないとは言ったけどな、ただ、それだけだから」
「なっ…!ちょ、ナルト!?」
「じゃ」


そう一言残して、本気で逃げた














「受け入れるにはまだ早いみてぇだな…」
「ぜ〜ったいに認めさせる!認めさせてやるっ!!」


そうどこか嬉しそうに、しかし切なそうに笑った少年と拳を握りしめ、高らかに誓うが少女が言った言葉を彼は知らない






春風に揺れる蒲公英の花
消えた彼ににているその小さな黄色い野花
彼だけが聞いていた










fin






*****あとがき。*****
モノカキさんに30のお題「記憶」よりシカナルいのですvそして当サイト4周年記念小説でございます。…一ヶ月ぐらいたっちゃいましたがι(滅)今まで一番長いんで許してください!!長いこと、サイト続けられてありがたやーな気分で、感謝の気持ちを込めて書きました。だから、シカナルでもあり、いのナルでもあります。シカナルいのです!!(笑)当サイトの、いのナル小説「キンモクセイ」の続きのお話でオフ本「under the flower」の前にまでいたる話、告白編でもございます。シカがいろいろ邪魔してるのはシカナル愛が出てしまったからです(え)ノリが本と一緒だ(笑)
いのからちゅーさせるのが今回の目標でしたv(笑)えへvなにせ、基本がいのナルなんでvv意地らしいトコ大好きです!というか、喜怒哀楽の激しいトコが可愛いですよね、彼女!
あ、金木犀の時期から蒲公英って大分時間たってない?とかいう所は気にしないでください!!(切実)気づいています。はい、作者気づいてますから!!(泣)まぁ、いくらいのでも、シカマル相手ではなかなか聞き出せなかったという方向で!(おい)

では、このお話が少しでも皆様に気にいってもらえたなら幸い…
4周年ありがとうございました!

05.04.15「月華の庭」みなみ朱木




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